今年の男・ランディス
ツールの優勝者というものは、ただ勝てばいいというものではない。 だれもが納得できるパフォーマンスをしたものでなければその資格はない。
今年、その男はフロイド・ランディス。アルプスの最後に自分だけの力でベスト3によみがえり、そして最後のタイムトライアルでがっちりとイエロージャージを掴んだ。 逆境にあきらめなかった男は、みずからドラマを作り、じゅうぶんにその資格があるところをみせつけた。
立派なリーダーの誕生である。
一昨年からランディスに注目していた私は鼻が高い。もうすっかりタニマチ気分だ。 ランス組の兄ィだったフロイド。 これですっかり貫禄ができたね。
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