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May 20, 2007

東京タワーまでの滑走路 - 東京新名所巡り

このまえの連休の晴れ間、久しぶりに都会を走ってきました。
もうずいぶん過ぎちゃいましたけど (^^;)

とりあえず六本木まで上って外苑東通りへ。
この道は真正面に東京タワーを見ながら走る道として有名です。

このところ東京タワーがずいぶん話題になっているようなので、あぁ、そういえばこの道を自転車で走ったら面白いかなと、ちょいと頭の隅で思っていたのでした。
その昔この界隈で遊んでいたころには、夜中か夜明けの風景しか見ていませんでしたしね。

さすがに都心の目抜き通りですから交通量はそこそこあるのですが、あの界隈は走っているクルマがなかなか面白い。

たとえば今回は、たまたま並走したクルマの助手席から目をまんまるにしてこっちを見つめているこがいました。 こっちも見つめ返したら、しばらくおんなのこと見つめ合ったままになっちまって。
いい気になってると命がないので追い抜いて前にでましたが、いったい彼女はなにをそんなに驚いてたのやら?

かと思えば、うしろからやたらと騒々しいエンジンが聞こえるので、どこのオヤジバイクかと振り返ると、真っ赤なフェラーリでした。 磨き上げたおいらのホルクスが、そこいらのフェラーリに見劣りするとはちっとも思っていませんから、マイペースで赤信号まで先導してあげました。 彼は、警察が取り締まりをやっている交差点を、赤信号を無視して右折していきました。 ブイブイいわせながら…

あぁ、なるほど!ここは六本木だった。 フェラーリにはお咎め無しなんだね。

さて東京タワーの下まで行ってみると、さすがに連休とあってものすごい混雑。

振り返って見ると、タワーから急降下していく国道1号線はガラガラにすいてます。
じゃあこっちだよね、と、グライダーのように滑空して、勢いついでに泉岳寺のあたりまで行って折り返し。
ちょうど夏のような南風が吹いていて、帰りも楽チン。

ぶらぶらと新橋のあたりまで戻ってきたところで、ちょいと洒落た一角を見つけました。
汐留シオサイトの新しい顔「イタリア街」というところです。

なにやらプロジェクトがきっちり建築基準を設けて開発している街だそうで、きれいに高さのそろったイタリア風の低層建築が並んでいます。
もうすこし開発は続くようですが、なかなかいい感じの石畳ができてますし、カフェやパスタも楽しめそうですね。

その街のまんなかがパルテノンみたいなでっかい場外馬券売場(ウインズ)だってのがちょいと泣かせますな。

さて、そこから銀座へぬけて丸の内に寄り道。

この連休にオープンしたばかりの新名所「新丸ビル」です。

初日はたいへんな行列だったそうですが、今もまだ休日はかなり賑わっています。

このビル、外見はそれほどでもないですが、中身はなかなか面白いコンセプトですよ。
とにかくそんじょそこらにソファがあって、フロア全体がホテルのロビーのように寛げます。

もうすこし観光客が少なくなる頃に行けば、絶好の休憩スポットになりますね。
レストランのフロアには昭和の路地裏風の一角もあったりして、意外性もたっぷり。

200705047で、次は銀座に戻って晴海通りを南下すると勝鬨橋。

その先の橋をわたるとトリトン・スクエアという、ドラマのロケよくに使われているオフィス・ビルがありまして、今まではそこでT字路になっていたのですが、最近そこから湾岸までまっすぐに行ける橋ができました。

あたりはまだまだ造成中で殺風景なものですが、しかしこの道はとても便利。
銀座からお台場までがとても近くなりました。

というわけで、最後は湾岸線に沿ってサイクリングロードを流してオシマイ。

奥に見えるあの荒川河口橋をよっこらせっと登れば、川の向こうは葛西臨海公園。
荒川と江戸川のふたつのサイクリング・ロードにつながっています。

道は続くよどこまでも… です。


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Comments

こんにちは。久しぶりの更新ですね(笑) 画像からもホルクスの光り方がうかがえます〜 このガードはブルーメルですよね? どうやったら、ここまできっちり装着できるのでしょう? 今度ぜひガード装着講座もお願いします!

Posted by: hetchins39 | May 21, 2007 05:13 PM

ども、お久しぶりです(^^;)
表紙だけで一年分の記事が見えるブログは珍しいでしょ?

ブルーメルについては2年前のこの記事をご覧下さい。
所詮はぺらぺらのプラですから、よく見ると歪んでるんですよ。

そういえば、これを名づけて 「自転車ポルノ」 と呼んだ James さんのセンスも面白かったなあ。 1年以上まえのことですねぇ(遠い目…)


Posted by: Yow | May 22, 2007 07:14 PM

こんにちは お久しぶりです。東京散歩っていいですねえ。外苑東通りってずいぶん行きましたが、こういう目で見たことはなかったです。昔は信濃町からバスが走っていましたねえ。それはさておき、このきれいな自転車にどういうスタイルで乗っておられるのかお聞かせ願えますか。私だったら... いまどきのウェアではなくさらっとしたシャツにコーデュロイのニッカーかなあ... 帽子は悩みますねえ。靴もどうしたもんだと。もしかしてアディダスのエディメルクススーパーにプレート打ってますとか?TAのアンクティルを使ってますとか?

Posted by: Huret2100 | May 27, 2007 11:52 AM

Huret2100 さん、お久しぶりです。

仰るとおり、サドルバッグまで付いていれば、おのずとドレスコードはクラシックな英国式であるべきでしょうが… いやぁ無理です (^^;)
そういうスタイルは諸先輩方にお任せしときます。

かといって、今どきのぴっちりしたレース・ウェアもやっぱり遠慮したい。 いわゆる「ライクラ」的なウェアは、さすがに私のドレスコードにも反します。 恥ずかしくって駄目です。

ホント、ご期待に添えなくってすみませんが、私はなんでもない普通の街着で走ってます。

足元は こんな感じに適当にまとめれば、普通のチノ・パンツで大丈夫。

靴もツーリング用の古い DETTO か、定番のバスケット・シューズです。 コンバースのこんなやつ です。 この昔ながらのズックは底が平らで固めなので、意外と自転車向きなんですよね。 アッパーが全部コットンなので蒸れないし、Lサイズのトークリップでぴったり母子球の位置が決まるし、快適です。

この日は、夕方に涼しくなりそうだったので、ポロシャツに混麻のジャケットを羽織り、ウニクロ丸出しの格好で出かけました。

帽子は無し。メットも被ったことないです。一回だけ、たんこぶ作ったことがありますけど。 …いけませんねえ。 よいこはメットを被りましょう (^^;)

というわけで、指切りのグローブさえ脱げば、普通にコーヒーショップやホテルに入れるようなオヤジ・スタイルです。

Velo Style ってタイトルなのに、なんだか完全に名前負けしてますねぇ(^^;)

Posted by: Yow | May 27, 2007 09:50 PM

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