« アイズバイシクルさんの新ブログ発見 | Main | ちょっと逃げをかまして - 矢切の渡し »

October 15, 2005

僕らはジャパニーズ・フランコファイルなのだ

Click to jump
はじめて海外の自転車ブロガーが`Velo`Styleを紹介してくださいました。

James さんの TheCityBicycle です。

こうやってグランボアやリベンデールと並べられるとどうも面映いですね (^^;)

しかし面白いのは、こうやって十把ひとからげに "Japanese Francophile" と命名してくれているところです。

Francophile というのはあまり聞きなれない言葉ですが、辞書を引いてみると someone who loves France ということで、直訳すると親仏家、もっとくだけていえばフランスかぶれということになりましょうか。
ですから Japanese Francophile bicycle は 日本親仏家自転車 ということ。 うむ、なかなか言い得てます。 すっかり気に入ってしまいました。

つまり日本で作られたフレンチ風のカスタムメイド自転車は、それがランドナーであれスポルティーフであれ、ようするにそれは「ジャパニーズ・フランコファイル」だなと、ひとまとめに呼べてしまうわけですね。 ちょっと面白いですね。 便利な言葉です。

考えてみれば純粋にトラディショナルなフレンチと呼んでよいのは、サンジェやルネルスあたりしかないのですから、日本で育ったエルスのこども達はみんなジャパニーズ・フランコファイルであると、そうやって分けて呼ぶのは、なるほどたいへん正しいという気がしてきます。

あちこちのアメリカのサイトを見ていると、本所、Suntour、NITTO、といった日本製のパーツは、そのクオリティとともにトラッドでクールなパーツとしてアメリカのサイクリストからたいへん愛されているのがわかります。

同じように、かつてフランスを中心に現出したカスタム・バイシクルのゴールデンエイジともいうべき時代の記憶を正しく継承している世界にも稀なニッポン・サイクリストに対するある種の憧憬が、このジャパニーズ・フランコファイルという言葉にも含まれているように思えるのです。

以上簡単には機械翻訳されないように(ん?)ではなく、機械向きにちょっと構文を気にしつつ、やや論説風に書いてみましたが…なんか我ながらビミョーだなあ (^^)


あ、そうそう、Jamesさんの最初の記事にはヨーロッパやドアメリカのシティ・バイシクル・メーカーのリンクリストがあって、これを順番にみていくと楽しいです。 シティ・バイクとは、つまりスポーツ用ではないということで、ロードスターからママチャリまで、日常的な自転車ということなのですが、しかしまあヨーロッパにはアーティスティックな実用自転車がいろいろあるんですねえ。


蛇足)
ちょっと気になって調べてみましたが、どうやらフランコファイルより、フランコフィルというほうが外来語としては通りがよさそうですね。 でもなあ、ウチの英英辞書の発音記号は"ファイル"っぽいしなあ。 もともとフランス風にいうとフランコフィーユとかになりそうな気もするしなあ。 筋金入りの Francophile なら"フィーユ" を選んだほうがそれっぽいんじゃないかしらん。 まあいいか。 どっちでもたいして困らないという無駄知識でした。  蛇足ついでに、英国贔屓の方は Angrophile アングロファイルだそうです。 つまりクラブモデル風の自転車にぐっと来ちゃうっていう方ですね。
あー疲れた。 もお、ひさびさに辞書なんか引いちまいましたよ。

|

« アイズバイシクルさんの新ブログ発見 | Main | ちょっと逃げをかまして - 矢切の渡し »

Comments

ああ(笑)、Jamesさんのリンクリスト、オレの周回先とほとんど一緒じゃないですか(苦笑)。「実用芸術としての自転車」連合が出来そうですね(笑)。そういえば、エビスサイクルをやってるカリフォルニアのHiroshiさんのサイトはmomoveloのKaiさんに紹介されたんだよな、とか色々思い出します。ちなみに、バッグ屋さんで有名なベルソーさんがオーダー自転車屋さんをやってますね。
http://www.gillesberthoud.fr/anglais/index1.php

ちなみに、最近面白いと思ってるのは、ここ。
http://www.kirkframeworks.com/index.htm
こっちは全然「フランコフィル」じゃないですけどね(笑)。

Posted by: Fallout | October 16, 2005 07:01 AM

やっぱり面白いサイトをよくご存知ですねえ。 東西を問わずテイストが合っちゃってるとこが楽しいなあ。 これがトレンドということかな。

なるほど「実用芸術としての自転車連合」ですね。
おーい、Bicycle As Practical Art Union を作りませんか、ですってよ、ジェイムズさん! (なんちゃって、これで通じちゃったらすごいな) いったい何をする連合なのかよくわかりませんが (^^)

Posted by: Yow | October 16, 2005 11:01 PM

いや「実用芸術」ってのは、Jamesさんがリンクリストの紹介のタイトルに使っていらした「the bicycle as utilitarian art」の意訳です。ANTの自転車とか、実に実用美にあふれてますよね。柳宗理さんみたいというか。

Posted by: Fallout | October 17, 2005 05:30 AM

あ、なるほど。 機械にたよって手を抜いてはいけませんでした (^^;)ゞ
ということは「実用芸術自転車連合 - 略称 BAUAU (ばうあう)」 ですね。・・・ん、いいかも。
街角にそんなアートな自転車がたくさん往来している風景を見たいですねえ。 いつの日かチープなママチャリも進化したりして・・・

Posted by: Yow | October 17, 2005 08:16 AM

カーボンなんかは、むしろママチャリに使うと軽くて丈夫でよろしいんじゃないか、と実は思ってるんですけどね(笑)。某ドグマのようなエアロでアーティスティックな造形も(苦笑)。

Posted by: Fallout | October 18, 2005 05:28 AM

あは!カーボンモノコックの高速ベロ・タクシーなんてのを連想しちまいました・・・
卵型カーボンシェルによるF1なみの衝突安全性、タンデム・ライダーによる高速巡航。 水とアンパンを燃料とするベロタクシーの全国的な普及により、200X年から東京都では環七通り内側への内燃機関タクシーの乗りいれが全面的に規制されることになりました。 環境問題と交通事故、さらに都市の美観をいっきに解決し、いまや観光名物ともなったカーボン・ベロタクシー。 カラフルなラップ広告に包まれた卵たちが、今日もえいやこらさと都心を駆け回っています。 以上ひまじんニュースからのレポートですた。

Posted by: Yow | October 18, 2005 04:31 PM

これなら「暴走」しても、かわいいもんですよね(笑)。

Posted by: Fallout | October 19, 2005 05:22 AM

あ、またまた連想、いや妄想ですが・・・
皇居一周内堀通りサーキットで8時間耐久ベロタク・レースがいよいよスタート! 二重橋前広場のピットにはバリバリにチューンされたスーパー卵バイクが集結! なあんてね。

Posted by: Yow | October 24, 2005 10:26 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 僕らはジャパニーズ・フランコファイルなのだ:

« アイズバイシクルさんの新ブログ発見 | Main | ちょっと逃げをかまして - 矢切の渡し »