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March 20, 2005

お彼岸の東京下町散歩 コース

何年かぶりに雑誌サイクルスポーツを買いました。
「大特集・スポーツサイクル入門ガイダンス」
なかなか充実した特集で、古ぼけた知識もリフレッシュされます。 なにごとも初心忘るべからずだな、とつぶやきつつ。

これに東京下町の散歩コースが紹介されていたのですが、これも基本を押さえておくのによさそう。
東京には走ったことのない道がまだまだたくさんあります。

というわけで、コース図を切り抜いて、いざ出発。

あ、ちょっとウソでした。 ほんとうは、だらだらと出発(^^;)


土曜日は良い天気でした。 風はちょっと寒かったけれど、荒川は春らしい光です。 やる気も出るけど、眠気もでそう。

土手っぷちでスケッチですか。 いいですねえ。
ここで昼寝して今日はオシマイでもいいかなあ、なんて思ってしまいます。 でもまだ15分しか走ってないしなあ、とコース図とにらめっこ。 ま、とりあえず浅草までいってお昼にしようかな。

荒川右岸の大島小松川公園から旧中川沿いの遊歩道をゆっくりたどっていくと亀戸中央公園。 今は梅が満開。 見頃です。 カモメたちは杭のうえに整列して日向ぼっこ。 やっぱ、世の中みんな眠そうじゃん。 って、決めつけてみたり。

遊歩道が終わった先、東武亀戸線の踏み切りを渡っていくと、浅草通りにつながります。 これを押上、業平橋、本所と通り抜けると駒形橋。 隅田川を渡ると雷門。

で、とりあえず腹ごしらえ。 観音様のちょっと裏手にあるお蕎麦屋さんへ。

ここのお客さんはみなさん、まったりとお昼を過ごしてらっしゃいます。 店に入ったとたん、時計の速さが違うのがハッキリわかりました。 お!当り、という感じ。

テレビでは泣き虫な高校バレー部ってタイトルのスポ根感動ドキュメンタリーをやってるてえのに、 向かいの席のオヤジさん、どうでもいいけんねーと・・・あらら、お銚子三本目ですかあ。 でもって、ちょいとざる蕎麦をつついたりして。 いやどうも、昼間っから幸せそうだねえ。
オイラもちょっとお銚子をとればお友達になれそう・・・って、あんた今日は自転車でしょ。 こんな銚子もとい調子で下町一周できるんでしょうか。

しょうがねえ、行くか。おいらは先を急ぐのさ、ってんで、ゆっくり腰をあげて。

さてコース図を見ると次は合羽橋を抜けて入谷です。 なあんだ隣じゃねえか。
入谷といえば鬼子母神。 でも今日はなんだか派手な葬式のようで、写真もとれやしない。
はい恐れ入りやしたー、なあんてぶつぶついいながら言問通りをそのまま行くと、鶯谷のホテル街に迷い込んじゃった。 へえー、ほおー、なんて眺めているうちに日暮里の駅前。

ここで山手線を渡らなければいけなかったんですが、そんな道はみつからない。

あーあ、迷子になっちゃった。

常磐線の踏み切りを過ぎて西日暮里まで来ちまった。
ここの駅前は、あっちにもこっちにも線路が見えて、まったく方角がわかりません。 でも都会はどこに行っても地図があって助かりますねえ。 駅前の案内地図とにらめっこです。

さて日暮里にもどるには・・・と、駅のすぐわきの道から急坂を駆け上ると、いきなり雰囲気が一変します。 ここは寺の町、谷中です。 丘の上を通る道は、右も左もお寺だらけ。

行き着いた先は谷中霊園の広大な墓地です。
ここの桜並木、まだまだ時期ではないですが、満開になったらすごそうですよ。

それにしても大勢のひとがそぞろ歩いていますよ。 なんでこんなに賑やかなの?

ああ、そうだそうだ、そうでした。 今はお彼岸なのでした。
モノを知らないというのは恐ろしいもので、 なんとワタクシは東京でいちばんの寺町の稼ぎ時もとい善男善女がこぞって詣でるときに、わざわざ来てしまったのでした。 なるほど谷中の坂道はどこもクルマと人でいっぱいです。

あ!見っけ。 どこかで見覚えのある花屋さんです。 ここだったんですねえ。
コース図どおりに走っていたら見つけられなかった場所です。 これだから迷子になるのは楽しいねえ。

几帳面にならべられたお花のカタチからも、いかにも老舗らしい雰囲気を感じさせられます。 それにしてもここのおかみさん、マスクしてらっしゃいましたけど・・・お花屋さんが花粉症? まさかね。

墓地を後にして団子坂を下り、「へび道」というのが次のコース。 その名のとおり曲がりくねった道で、かなり危ないところです。 あとで地図を良く見たら、一方通行を逆走してました。危ないはずですね。 良いこのみなさんは南からお入りください。

へび道を抜けると根津神社入り口。 根津は「文豪の町」だそうですが、そんな気張らなくたってねえ。 ほんとうは、こんな散歩が良く似合う町みたいですね。

根津神社はツツジで有名だそうですが、まだ時期ではないようです。
でもカメラマンは被写体に困ることはないようで、入れ替わり立ち替わり。


ひろい境内の陽だまりには、こども達とお年寄り。 みなさんのお顔を見ていると、どうやらこの町は住み良さそうな感じだねえ。

気分はすっかり、さすらいの旅人でござんす。

根津神社からS字坂を登ると本郷の東京大学。
銀杏並木も季節はずれのようで。



赤門では子ども連れで記念写真を撮るご家族が次から次へと。
中学生くらいから、もう気合いれちゃうんでしょうかねえ。 ご苦労さまです。

さて、サイスポのコース図もあと半分くらいです。 今日はずいぶん観光したなあ。

ここからは本郷通りをかっ飛ばし。 おっと気が付いたら秋葉原。
コース図では神田明神、湯島の聖堂、ニコライ堂、が順路ですが。
だってさあ、道は広いし下り基調で気持ちいいんですよ。 ときどき右手を挙げてクルマの流れに入れてもらいながら、大手町まで回しっぱなし。 まるでオイラはメッセンジャー気分。

はい到着。 東京の真中はやっぱり東京駅。 そのまた真中から見た東京駅の赤レンガでございます。

皇居前広場の芝生は、今日も最高のお昼寝場所。 いっぷく点けてごろごろしてれば、カメラもおのずとローアングル。 でもそろそろ急がないと日が暮れます。

皇居前からは、大手町、日本橋、江戸橋、人形町、浜町と、まるで地下鉄にのっているようですが ・・・

隅田川に戻ってきました。
両国橋を渡ると国技館と江戸東京博物館のある両国の町です。

国技館の裏手の旧安田庭園を横目にわき道に入っていくと、こんな仏塔がありました。 表に回ってみると、夕暮れの空に荘厳なシルエット。 横網町公園にある慰霊堂です。

どうも今日は線香臭いところばっかり回ってますね。 まあ、お彼岸らしいといえば、そうなんですが・・・なんでかなあ。 そんなつもりじゃなかったのになあ。

清澄通りを北上して本所を過ぎれば、すぐに駒形橋に到着。

夕暮れの隅田川です。 そろそろネオンサインが点き始めました。
これでコースをだいたい一周したことになります。

サイスポのコース図は時計回りに回る設定になっていて、そのほうが迷わず、一通を逆走することもなく、走りやすそうです。

今回走ってみた反対回りは、本郷通りのかっ飛ばし、そのまま浜町まですっ飛ばし、という後半戦の楽しみがありますが、でもよい子はこんなことに命かけちゃあいけませんよね。

というわけで、本日の走行距離は 45km。平均速度が 14.3km ってのは、ぶらぶらしすぎでしょうに。
荒川から隅田川までのアプローチを除けば、しかも迷子にならず、寄り道せず、コースどおりに走れば 23km のコースだそうです。

さすがにプロのガイドさんらしく、ツツジに桜にと、ちゃんと春らしいコースに設定されていますから、 もう少し春らしくなってきたらオススメですよ。

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Comments

拝見しました。
迷子の散歩楽しまれたようですねぇ(^^)

都内に勤務していながら東京のことは全然知りません。
ましてや下町と呼ばれる界隈は憧れの世界です。

川越から自転車を走らせていくのは辛いので都内まで輪行かなぁ・・・
となると、折り畳み自転車も欲しい今日この頃です。


Posted by: xjmarin | March 22, 2005 07:36 PM

都内をぶらぶらするには折り畳みがいちばんでしょうね。 私も欲しいです。 網棚に置き忘れそうに軽いやつ、ありませんかねえ?

Posted by: Yow | March 23, 2005 10:13 PM

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