夢の島でダルマ自転車サイクリストに出会った

今日は東京シティサイクリング。 １３００名の参加とはすごいですね。 あいにく満員で参加できなかったけど、ゴールの夢の島をぶらぶらと見物してきました。 タイムトライアル・バイクからリカンベントまでいろんな自転車が集まっていましたよ。

　なかでもダントツに目立っていたのが、ダルマ自転車に乗るクリスさん。 会場に入ってくるなり、私のクラシックな自転車に興味津々。 いい自転車だね、それはどこのディレイラー？ と声をかけてくれました。

古い自転車を磨き上げてレストアするのが趣味なんだそうで、もちろん今日のダルマ自転車もニッケル・メッキがぴかぴかに輝いています。 「磨き派サイクリスト」を自認する私も脱帽の本格派です。 磨き始めると「ポリッシュ・モード」に入っちゃって彼女の話も上の空。 いったい私と自転車とどっちがだいじなの？って怒られちゃうんだって。

アルミ・ボトルやらカンパのハイフランジ・ハブやら、クラシックなパーツの話題で、いつまでも話が尽きませんでした。 類は友を呼ぶというのはまさにこのことですね。 まったくもう他人とは思えないクリスさん。 日本語も達者だし、世田谷の長谷川のことまで知ってるんだから恐れ入っちゃう。

どうやって帰るの？と訊いたら、このダルマ自転車、なんと輪行できるんだそうです。 ホイールのサイズは52インチ？ どうやって担ぐんでしょうね。
ボクは迷子になるのが大好き。 さあ、どうやって行こうかなあ、っていいながら、でっかいホイールにひょいとまたがって帰っていきました。 粋なもんです。