ちょっと浅草まで自転車散歩

ようやく少し涼しくなってきました。 自転車に乗りましょう。
今日は日曜日。 お昼まで寝坊をして、ゆっくり浅草あたりまでお散歩です。

まずは荒川サイクリングロードからスタート。　ロードレーサーがたくさん走ってますね。 今日はひときわ多いような気がします。　おっと、休暇中のリシャール・ビランクを発見！ 赤玉ジャージがかっこいいぞ。　

小松川で荒川から分かれて旧中川へ。　川沿いの道がつながっていないので、川を見失わないようにしながら脇道を抜け、京葉道路を横断すると、そこから川沿いの遊歩道がありました。　（訂正： 船堀橋の上流で土手を上がって大島小松川公園に入り、公園内のもみじ大橋を渡ると旧中川沿いの遊歩道に出られます。） この道で総武線をくぐり、蔵前橋通りをくぐり、そのまま道なりに進むと北十間川沿いの道に出ます。　ここからの道は一般道ですが、道幅が広くて交通量も少なく、走りやすい道でした。　荒川から隅田川にバイパスしたいときに使うと便利そうです。

ほんの３ｋｍばかりで本所吾妻橋に到着。 　この近くに自転車のマッドガード（泥よけ）の製造で有名な本所工研があるはずですが、今日はお休みでしょう。
これを右にいくと言問橋、直進すると駒形橋です。　ちょっと脇に入るとアサヒビールのビルが見えてきました。 あのオブジェは、なんどみても黄金のウ○チにしか見えないなあ。 で、でっかいウ○チを目指していくと吾妻橋。 浅草に到着です。

隅田川沿いの遊歩道を北上して桜橋で隅田川を渡り、観音様の裏手あたりをぶらぶら。　１１月になると酉の市で大賑わいする鷲（おおとり）神社を発見。 お酉さんに行くときはたいてい夜ですし、人の波もものすごいので、とんでもない大きな神社のようなイメージを持ってましたが、今日は人っ子ひとりなし。　なんとなく、ちんまりと人待ち顔の鷲さんでした。

そこからちょっと裏通りに入ると賑やかなお風呂街。 ひと風呂あびてさっぱりして帰ります。（うそです。 冗談ですってば。 客引きの兄さんたちも、車道を走る自転車乗りを相手にするほどヒマではないみたいです。）

それはともかくとして、そろそろ日が暮れてきたので、隅田川の遊歩道に戻って白髭橋まで北上。　ここで遊歩道は終わっていました。 一般道に下りて墨堤通りを鐘ヶ淵までもうすこし北上。　この道も広くて快適です。 　

夕暮れの鐘ヶ淵の町は、なんとなく懐かしい雰囲気。　さぁオウチに帰ろっかな、って気分になります。 ゆっくりと駅前の踏切を渡って街を抜けると、すぐに荒川の堤防が見えてきます。 そのまま荒川サイクリングロードに乗れば、 地元の葛西橋まで、まるでフリーウェイのような快適さ。

２００ｍほど前を走る女の子のロードレーサーをちゃっかり目標にさせてもらって、 くるくると足の回転を上げていきます。　ゆっくりと差を詰めて、ちょうど追い越したところで葛西橋。 へっへっへ、ぴったり計算どおりに、ゴール直前で逃げを吸収したプロトンのようだね。　心の中でサンキューと言って、ロードレーサーにバイバイです。　

というわけで、今日の散歩の距離は３４ｋｍ、走行時間は約２時間で、それと同じくらいの休憩時間。
温度計は２９.８℃をさしていましたが、でも、ちょっと汗をかいても風でどんどん乾いていく。 それだけのことで、なんて快適なんでしょう。　殺人的な暑さがようやく去って、うれしい季節に移りつつあるようです。