そのチャリに触ってはいけない
'東口交番' , 吉祥寺ウェブログ joji.com 吉祥寺情報.
そういえば、吉祥寺東口交番には、俺も中学生のときにお世話になったなあ。
うちの裏に半分ゴミと化していた自転車を見つけて、使える部品はないかいなあ、と友達とスパナを振り回していたところに、白い自転車の警官2名が登場。
「君たち、それは誰の自転車だね?
「へ? 捨ててあったもんですけど。 ゴミにするよか使えるところを使ったほうがいいでしょ。
「いやいや、誰のもんか分からないものに手を出してわいけないのだよ。 ちょっとまっていたまへ。
しばらくすると「PC」が、つまりおまわりさん用語でパトカーが警告灯を回しながらやってきた。
問答無用に連れて行かれた先が、かの吉祥寺東口交番でありました。
にこやかにお説教をされて、それで終わりかとおもったら、なにやら書類を出してきて、
「そういうわけで、イシツブツオウリョウザイなのだけれど、君たちは未成年なので、これに拇印をおしたまへ
云われるまま親指を朱肉に押し付けてぽんぽんとやって、おいらは前科一犯になったわけさ。
帰ってから母に話をしたら、ただ笑ってたっけ。
その後十年くらいたってマイコンがパソコンと呼ばれ始め、そのうちPCがパソコンのことを呼ぶ略語になったときまで、俺にとってPCというのは、音も無く警告灯を回して近づいてくるパトカーをさす言葉だった。
思えば、そのころと大して変わらないことをいまだにやっているわけだ。
パーツを漁る先がネットオークションに変わってはいるけれども。
ひとが捨てそうなフランス部品なんかを拾ってきては、磨いて楽しんでいるわけで。
進歩ねーなあ。
ん?いや、ゴミ拾いがインターナショナルになった、という程度には進歩してるな。
よしよし。
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